雑誌
「アメリカにおける別居・離婚後の子の養育の取決め」 「ドイツにおける子の監護者指定の実情」 なかなかにきびしい。ルールとしてこうであることは前提として、実態はどうなのだろう。
「親子法改正―改正のポイントと実務上の注意点」 懲戒権、嫡出推定、再婚禁止期間、嫡出否認、認知制度
「内部通報制度導入支援キット」の概要―内部規定サンプルの解説を中心に www.caa.go.jp
・「取締役の地位存在・不存在確認の訴えをめぐる諸問題」 ・東京高裁令和4年10月20日決定 妻からの年金分割申立を却下した原審判(自宅が不衛生だった、暴言などが理由)を取り消し、0.5を認めた高裁決定です。解説によればこれまで公表された審判…
利用が進む相続土地国庫帰属制度 昨年末時点で申請1500、国庫帰属85、負担金20万以上34、うち100万以上11、隣地所有者や自治体への情報提供→有効活用となり承認申請取下の例(副次的にマッチング機能)
高松高裁令和4年5月25日判決 社会福祉法人の運営施設におけるパワハラを理由とする懲戒解雇につき無効とされた高裁判決。第三者委員会による調査報告書に基づく解雇でしたが、懲戒事由を調査報告書記載のもとに絞った上、それらの事実を認定せず。
大阪高裁令和3年8月4日決定 父の子連れ別居(実家に戻った)、母への引渡を命じた審判確定。直接強制不奏功(当時6歳)。原決定が間接強制月3万円→父抗告→本件は原決定取り消し、申立を却下。父は直接強制で妨害せず受忍、協力していたと。執行場面の録…
横浜地裁小田原支部令和4年4月26日判決 (元)妻の女性との不貞行為に関する夫から女性への慰謝料請求について132万円を認容。妻が証人に立って既破綻的な主張をしたことは結論としては容れられていませんが、原告が本件の尋問期日に長女を同行して傍…
東京高裁令和4年4月19日判決 弁護士である原告の訴状記載の住所(民訴規則2条1項所定の「住所」)について、事務所所在地でよい。当事者の特定は他の者と識別することができる程度の特定、住所は居所、最後の住所、所属する事務所の所在地等によっても…
令和4年実親子法改正の概要(嫡出推定・否認制度、認知無効の見直し) 真実性と安定性、推定の及ばない子法理は維持される?
・「児童相談所は子どもの声をどのように聴こうとしているのか」 マイ・スリーハウス しんぱいの家、よいことの家、ゆめ・きぼうの家 ・「離婚のプロセスで子どもの声を聴く」 ・「人生後半のアタッチメント」
「性的少数者の職場における処遇のあり方 経産省事件判決の検討」 企業実務における対応のポイント 自発的なカミングアウトの有無による場合分け 体制整備義務の存否・内容 性的少数者適正処遇体制の備えるべき要素
・DV防止法 令和5年改正の解説 →令和6年4月施行 ・改正DV防止法による保護命令の新たな運用と残された課題 ・東京高裁令和4年10月31日決定 父→母への調停に基づく面会交流(コロナ禍で不実施3回分の代替日の設定)についての間接強制の申立を権…
・面会交流支援機関 第三者機関の実情と活用 ・フリーランス新法の成立と今後の展望
「みえているけど気づかないこと ナラティヴの向こう側 攻撃性の背景にあるつながりへの思い」 おとぎ話解釈法!いいなあ
・美容医療の基礎とクレームの実際
東京高裁令和4年10月13日決定 同居歴のない夫婦の妻からの婚姻費用分担申立。 原審は婚費の本質論?をやけにねっちり展開し(家事や育児の分担により就労制約、内助の功が生活保持義務の根拠で、別居後も育児の分担関係が残っていたり、同居中の家事育…
・森田療法のエッセンス プロセスの中でこころが動くとき気になりながら先に進む 子どもがチンドン屋にこころひかれながらおつかいにいく喩え
「新しい運営モデル」の下での間接交流の検討・調整における留意点について量的補充機能、質的補充機能、橋渡し機能、代替機能
・大阪高裁令和4年2月24日決定 自営収入約7500万円の開業医夫の婚姻費用→月額125万円。妻は夫との三子+夫の前妻の子(知的障がい)を監護。算定方法について解説も含めて。
東京地裁令和4年3月25日判決 離婚して父が親権者となったあとも父母子で同居していたが、非親権者である母が子らを連れて別居したこと、弁護士がこれを肯定する助言をしたことが不法行為を構成するとし、慰謝料100万円。
中村直人「サステナビリティと実務の留意点」 サステナビリティは一般観念としては地球環境だが内閣府令の開示原則上は当該企業。
・東京地裁令和4年3月28日判決 口論の勢いで妻が署名押印して渡した離婚届を夫が3日後に提出し、子2名を連れ出した→離婚は訴訟で無効となる。無効な離婚届出と子らの連れ去りについて慰謝料200万円+弁護士費用93万余(法律相談、面会交流等調停…
広島高裁令和4年1月28日決定 これは差戻後抗告審。経過はややこしいので要約パス。相手方が権利者と認めるべき場合に却下でなく給付を命じることができる、と家裁に差し戻し。
・東京高裁令和4年8月18日決定 別居中夫婦で子らは夫と同居。妻からの面会交流申立。間接交流とした原審を取り消し差し戻し。原審の問題点として、直接面会を検討すべき事情を適切に考慮していない、調査時期が古い、直接交流の支障はない二女まで間接交…
最高裁令和4年11月30日決定 同居父から母への引渡を命じた審判。任意の引渡の機会2回とも子が拒絶→子の引渡しの間接強制(原々審は1日2万円を命じた)を権利濫用として却下した原審を破棄した最高裁決定。最高裁平成31年4月26日決定(権利濫用…
東京地裁令和3年11月30日判決 調停に代わる審判での離婚。親権者母、オーストラリア在住父による監護は年間120日。父は離婚後、再婚+連れ子を養子縁組。母がそれを知り子の旅券を更新せず父の監護が妨げられた→慰謝料30万円。
・企業の一生プロジェクト最終回 Exit Option 安定性Stabiityと変化対応力Mutability Stabiity→Commitment KaldorHicks基準 Pareto Efficiency基準
桃崎剛「医療訴訟の審理運営について」
消費者相談の勘所