雑誌
「企業の一生プロジェクト 余剰人員の整理」 ・行政斡旋の解決金額中央値は15万円、労働審判は100万円、裁判和解は300万円 ・日本の労働関係事件は訴訟+審判で年間8000件(総合労働相談コーナーは年間100万件)、ドイツは33万件
・「ステップファミリーをめぐる日本的課題 子どもの権利に着目して」 stepとは「一歩」ではなく「近親を亡くした」という意味 継親子関係における支配忍従関係、関係の回避 継親子関係 並行型、代替型(スクラップビルド型) 結婚からの自由と結婚の永続と…
東京地裁医療集中部20年を迎えて その到達点と課題2 ・出来の悪い訴状が2割。確信犯的と能力不足の2パターン ・医学的機序の立証、手技ミス、不作為の因果関係が難しい3類型 ・やってもいない人間が、どうせやってもだめだったなんて言うことは許され…
「東京地方裁判所における子の引渡しの強制執行事件の運用について」 ・債務者代理人弁護士に期待するふるまい ・執行官から子の意思確認はしない(すべきでない)が気持ちを尊重するための配慮。 ・奏功例、不能例。
「大阪地裁交通部における新たな書式を利用した審理について」 「札幌地裁審理運営モデルについて」
「企業におけるダイバーシティと障害者(2)合理的配慮の現在地と考え方」
例の少年法の論文は少年法がわからず読んでもわからなかろうとチェックせず。 ・大阪高裁令和3年8月2日決定 直接面会を定める調停調書に基づく間接強制の申立。1人1回4万円を命じた原決定を過酷執行にあたると取り消して却下。不実施とされる期間につ…
東京高裁令和3年10月27日判決 介護支援専門員等が入所者に介護給付申請制度の説明を怠ったとして不法行為責任を肯定(過失相殺3割)。説明義務自体を否定して棄却した原判決を変更。
広島高裁令和3年2月24日判決 破裂脳動脈瘤に対するコイル塞栓術中再破裂死亡について、原審棄却→逆転で有責とした高裁判決。術中画像が消去されていたという事情あり。 術中破裂に対して開頭手術で救命できるかのような術前説明をしたことについて説明義…
「ビジネスと人権対応のための労務リスクの確認と実務対応」 「サステナビリティの思考と実践」 ・Socialや世間を曖昧に社会全体ととらえず、苦しんでいる個人にフォーカスする
・「東京地裁医療集中部20年を迎えて」 産科医療補償制度によって脳性麻痺の発生件数自体が減っているという指摘。第三者から検証されることが医療現場に緊張を生み出しているからではないかと。つまりは十分に緊張してなかったから発生していたものもある…
「企業におけるダイバーシティと障害者 合理的配慮の現在地と考え方」 ・雇用分野→障害者の雇用の促進等に関する法律(促進法) ・雇用以外→障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(解消法) ・障害者の権利に関する条約 ・差別しない+合理的配慮の…
名古屋地裁令和3年10月20日判決 同一の交通事故で相互に請求しあっている件で、虚偽主張(大学の非常勤講師の収入があった→調査嘱託により虚偽と判明)をしていた当事者に、相手方の訴え提起に関する費用を除く訴訟費用全部の負担を命じ、過料の制裁を…
「真実擬制を認めた裁判例の分析」
「脳科学から見た紛争解決」 ・不快情動と理屈の記憶を連合させない(相手が怒ってるときに理屈をぶつけない。法律家のサガとしてはすぐ言いたくなってしまうが)。→説得力のある理屈を言うべきタイミングまで取っておく。 ・freeze,flight,fight 闘争状態は…
「特集 裁判手続のIT化のこれから・市民にとって利用しやすい裁判とは」 (上) 綿引長官!!!loveです ・IT化によって審理を充実させようという議論の中できちんと争点整理ができていない現状についての反省も必要。 ・言い分の違っているところをただ…
田代雅彦「争点整理手続における裁判官の権限と当事者主義~ドイツにおける実体的訴訟指揮・民事訴訟の実体化の議論と対比して」
「特集 改正公益通報者保護法の概要と実務」
「内部通報の実効性を高めるために」
「内部通報制度の実効性向上に向けた取組み-法改正を好機として内部通報制度の機能と理想の組織のあり方を考える」
「民事裁判手続に関する運用改善提言 現状の問題点を探り、あるべき民事裁判の運用を考える」
・「「性非行」のある少年・少女への支援」 「グッドライフ」アプローチ ・「カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか」 葛藤最小化カップル。説得と歩み寄りを避ける。ネガティブ感情についての受容型、無視型。 葛藤関与型カップルには起伏型、承認型。 …
・養育失調 ・not新しい知識、but新しい考え方 ・治療的な楽観 ・獣医学的発想の少子化対策
・特集「成年年齢引下げに伴う影響と対応」 ・東京高裁令和3年4月21日決定 「婚姻費用を分担すべき義務者の収入は、現に得ている実収入によるのが原則であるところ、失職した義務者の収入について、潜在的稼働能力に基づき収入の認定をすることが許され…
「カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか JMゴットマンの観察研究 別れの四重奏」 ・カップル間で自分自身を批判してくる相手に対し、傾聴して応えさせるのは非現実的。カップルに傾聴を促す支援者は間違い。 ・カップルセラピーにおいて怒り反応の抑…
・発達障がい・知的障がいのある少年による非行の理解と支援-生物・心理・社会モデルと社会資源の活用に着目して- 「未理解同調性」知ったかぶり。対処行動としての ・発達障害のある子について再調停の申立てがあった事例~子の障害の内容や程度に即した…
・「新たな遺留分制度の概要」 ・大阪高裁令和3年8月27日判決 当事者が開示していない財産分与対象財産が疑われる事情を「一切の事情」として考慮して財産分与額を定めた高裁判決です。夫の不貞で別居、妻は勤務医で相当額の給与収入があったが開示され…
「座談会 変化の時代のコンプライアンス」 ムービングターゲット、リスク以前のissue、ヒューマンフェイス、integrity
・公益通報者保護法に基づく指針のポイントと企業が留意すべきこと
・大阪高裁令和2年12月17日判決 5胎妊娠の減胎手術の注意義務違反による損害賠償を命じた判決(原審は棄却)ですが、注意義務違反=損害(期待権的な?)構成? ・大阪高裁令和2年11月27日判決 無断出産で慰謝料800万円の控訴審は慰謝料500…