弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

判例タイムズ1189号 国際的子の奪い合い

瀬木判事の連載を興味深く読んでいます。
今回は「合議」について。
期日前の合議、機能してるのかな?という合議体(裁判長が「で、今日何するんだっけ」状態とか)ってありますね。

「父母間の国際的な子の引渡紛争」子の奪取条約なんてあるのをはずかしながら初めて知りました。
日本では、子の引渡の強制が困難なこと(この点、海外ではどうなんでしょう)、さらに、子の身柄をおさえた側が親権争いで優位にたつことが…悩ましいですね。

それにしても、どうして判タは毎回、医療事件の相当に古い判決を載せているのでしょう。