読み切らなかった本についてはこれまで書いたことはなかったのですが、自分のための記録、教訓として書いておきます。「野鳥愛好家として知られる著者が鳥と人間を同位置で観察し、生きものの心と体の有りようを鋭敏に、ユーモラスに描き出した新機軸の傑作小説集」ということで、中勘助の「鳥の物語」みたいなのかと思ったのですが、読んでみるとどうも合わなくて(空港の書店で悩むはめになったのはこのため)、「渡鶴詩」の途中までで挫折することにしました。梨木香歩が帯で推薦してますが、そういえば梨木香歩も合わないんでした。この人と梨木香歩とあと恩田陸は私の中で同じフォルダにしまっておくことにします。