2009-02-16 田中和彦「威厳の技術上司編」 単行本 人を束ねる場面での心構えに、非常に参考になります。最初の方のマキアヴェッリ「君主論」からの言及もまったくそのとおりと思うし、ちかごろ私の中ではやっている言葉「木の癖組みは工人たちの心組み(←宮大工の口伝)」「退かぬ媚びぬ省みぬ(←???)」と通じる思想が語られていて、マキアヴェッリ、宮大工、北斗の拳という我ながらとっちらかった組み合わせが1冊の本の中でつながっているのを感じ、印象的な読書でした。