弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

弁護士三四郎「ネゴ・スキル」

ネゴ・スキル
うーん、どうしてこんなアメリカンな書き方なのでしょう? 想定場面も台詞も現実ばなれしすぎてピンときません。内容は「ハーバード流」など読んでいれば同じことなので、どうせアメリカ風味を我慢しつつ読むなら、亜流でなく本場ものを読んでた方がマシだろうと思います。著者は現役弁護士ということですが匿名です(わかる人にはわかるみたいですが・・?)。
ちなみに交渉術について本はいろいろ出ていますが、結局、一連の「ハーバード流」の内容を噛み砕いたという水準を超えるものはなかったという印象です(予備校本と基本書みたいな感じ)。その関連でいうと、「影響力の武器」は記事を挙げたときにあまり褒めていませんが(→記事)、あとから何かにつけて「この現象はあの本に書いてあったアレだ」と思い当たることが多く、読む価値が非常に高い本だったと思います。