弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

社長がけ対策

電話を職員にかけさせて相手が出てからおもむろに自分が通話口に出る、という流儀の弁護士がいます。こういうのって何と呼ぶのかわかりませんが、幾人かの人とこのことについて情報交換したときに、ある人が「社長がけ」と呼んでいたのでとりあえずそれに倣います。
私はもちろん「社長がけ」をするほど偉くはありませんが、「社長がけ」の電話を受けることはあります。
事務所ごとに流儀があるようで、私の職員が私に電話を切り替えると同時に先方も電話を切り替えて、私が受話器をとると既に先方の弁護士に代わっているか、間に合わなければ保留音が流れている状態ということもあります。
その場合はこちらはストレスがなくて「社長がけ」でも別に良いのですが、なかには、私が受話器をとると、「○○法律事務所でございます。ラベンダー先生でいらっしゃいますか。お世話になっております。ただいま○○にかわります」と一通り口上を述べてから電話を切り替えるところがあります(その方が丁寧だと思ってるのかもしれません)。
私としては、その切り替え中に電話をブチ切ることはしない程度に先方に敬意を抱いてはおりますが(←ここ重要!)、しかし職員さんの口上を拝聴するあいだ一方的に私の時間を(わずかとはいえ)空費させられるほどに彼我の貴賤があるとも思わないため、「いいからはよ代われ」と言わないのがせいぜいのとこで、職員さんに愛想よく応答するほどには心が広くありません(と文章に落として読み返すとわれながら狭量ですがしかたありません。職員さんに罪はないので普通に接したいと思う程度の人の良さは私にもありますがだがしかしうんぬんとぐるぐる考えるほどにこういうストレスを感じさせられるのはもとはといえばと腹立たしく思うしだい)。
というわけで、「社長がけ」の事務所から電話があったときは、私は常に席を外してることにして、あとからかけなおすことにしてはどうかと思います。先方と話すまでの時間はむしろ余計にかかるかもですが、一方的に空費させられてる感が避けられるのがポイントです。ささやかすぎる対策ですが、同じく困っている?人がいたらと思いご紹介しました。