2010-04-02 堀川惠子「死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの」 単行本 「仕事がらここに書いてあるようなことは知ってるのかもしれないけど・・」なんて言いつつ置いていかれて、じつはあまり惹かれなかったんだけどせっかくだからと読んでみたら、たいへんよかったです。仕事がらだってこんなこと知らないよ! 硬い方向(法曹としての使命感とかそのへん・・)にも柔らかい方向(当事者や裁判関係者の生い立ちや心情とか・・)にも興味深い内容で、業界の人は読んだらいいと思います。