「フェルマーの最終定理」にひきつづき「暗号解読」はとってもおもしろかったです。私たちがこうやってインターネットをしているのも暗号のおかげなわけです。
ただ、「代替医療」は、これまでのとは違って…。「フェルマー」や「暗号」は、天才が努力の末やまたはあっけないひらめきで歴史を切り開いていくドラマティックな物語でしたが、「代替医療」はインチキをあばくだけなので、あまり胸躍らないのです。なんか準備書面みたいな文章だと思いました。
それに、ここまで書かれても、自分で効果があると思っちゃうと、それはそれ、という感じで聞き流しちゃうんですよね…。げんに私は鍼灸と縁は切らないだろうと思います。