弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

家庭裁判月報第62巻第12号 障害ある母への子の引渡

東京家裁平成22年5月25日決定
父からの子の監護者指定申立に対し、母を監護者と定めた事例です。父は、母にはある障害があり、子にもその障害特有の行動が見られるとして、子を母が監護するのは不適格と主張しましたが、裁判所は、状態が安定していること、母が必要な医療措置を受けていること、両親の援助が可能であることを挙げて、母を監護者と指定しました。しかし、その障害が何なのか・・・本文では伏せ字なのでわからないのです。これを参考にする同種事例もありうるでしょうに、別に伏せ字にしなくてもよかったのではないかと思いますが。