2011-02-22 立花隆「がん 生と死の謎に挑む」 単行本 番組のDVD付の本です。番組も見てなかったので、ちゃんとDVDを見てから。理屈は知らないまでも、がんと通常細胞は同じ生体メカニズムに乗っているのでがん治療は難しい、という着地点はそんなに意外でもなかったのだけど…。どんな希望も儚くうつるようなときに希望を口にするがん患者は、本当に希望を抱いていたのかまわりのためにそのふりをしてくれていたのか。身近な人なら分かるのかと漠然と思っていたけど、どうもそうではなくどんなに近くにいても推し量るしかないことのよう。