2011-05-20 上條さなえ「10歳の放浪記」 単行本 1950年生まれの著者が10歳当時ホームレスだったころの自伝。大人の都合にふりまわされる子供のけなげさ。恨む気持ちが完全に消えるまで書けなかったと。昇華された物語です。著者とだいたい同じ年の母に読んでもらったら、10歳のわりに子供すぎるという醒めた感想。