弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

金融法務事情1933号 全店差押

・三上徹「全店差押問題に第2ラウンドがあるのか」
最高裁のときのコメントに引き続き率直な文章。なるほどなと思わされる。
以前、とある高収入な知人から、もし自分が離婚することになったらどうなるのか?とどこまで本気か不明な問いかけがあって、想定される事態をいろいろと説明した中で、妻がその気になれば、銀行名支店名が妻に知られている口座は仮差押リスクがあるということを話した。彼はそのことを非常に大事に受け止めたようで、なぜそうなのか法律で決まっているのか、など突っ込んだ問いかけがあり、さらに後日、出入りの銀行員に聞いてみたらコンピュータで他の支店の口座も一覧できるから支店ごとに分ける意味はほんとはないって言ってたけど?、という話しにもなった。そんなやりとりのあと、全店差押の裁判例がチラホラ出るようになり、今度その方と接する機会があったら教えてあげたほうがいいだろかと思っていたところで、あの最高裁が出て、まあいいかと思ってたんだけど、さらに第2ラウンドがあるのかしらね。