2016-12-07 塩田武士「罪の声」 単行本 珍しくこういうのを。自分に酔った男調すぎたり、ソードマスターヤマトばりのムリヤリな謎解きだったり、そこまでしなくていいからというくらいの細かすぎて余白がない伏線回収だったり、という私がイヤに思うポイントはなくってよかったです。こういうタイプの小説って減点法でしか読めなくてすみません。記者の描写がオッサンぽすぎて、あ、36歳か、と何度か思い直しながら読みましたが自分のトシのせいでしょうか。