2018-01-31 神林長平「オーバーロードの街」 単行本 有羽が神になるあたり、「膚の下」感があってぐっときました。記者の内向的モノローグとか、記者とスパイの気取った会話とかはいかにも神林な部分ではありますが、私はこういう神林っぽさはイヤなんですよ。でも「人間というのは自分がなりたいと思う人間にしかなれないものだ」のあたりの会話は、やっぱり「膚の下」感が。 結局、「膚の下」を読んでおけという結論になり、また読み返した「膚の下」。