・中田朋子「相続法改正により遺言執行・遺言作成はこう変わる」
相続法改正の実務への影響がまとめられています。改正前でも活きる技(成書でここまで書かれるのは見たことないような!)がふんだんに紹介されています。
・渋谷陽一郎「金融機関からみた民事信託の支援を行う士業者」
「士業者の野心もリスク」「事業者としての派手な営業活動と専門家としての地味で地道な知識の研鑽は両立が難しい」「実務経験の多さを誇ってみても、それが不完全な実務の集積であれば意味がない」などなど、手厳しくごもっともな指摘が続きます。
・最高裁平成29年11月28日判決
後見報酬確保のための財産分離を試み、家裁は認め、高裁が取消差戻、最高裁が抗告棄却。差戻後にどうなっているか?