・いじめを深刻化させるキーワード。シンキング・エラーとアンバランス・パワーが揃うと当事者どうしで解決できない。
・考え方を変える、行動を変える、集団を変える
・いじめ対策にも公衆衛生学的手法
・HAHASO strategy
終章に「学校風土」とかありつつ、途中で登場した学校崩壊ケースへの対応が数年かけて教員と生徒が入れ替われば正常化するというだけだった(ように見えた)のが不満。よい学校風土を目指すのはもちろんいいんだけど、今ある崩壊学級への対処を何とかしてやってほしい。私はこないだのいじめ関係の某役所の会議で、ピンポイントでのいじめ対策もいいけど学級崩壊でまるごとダメになってる学級に手を打ててないように見えるのはどうなのかと発言して、そのあとそのへんの人たちにも聞いたし、あとはいろんな機会で元教員の人たちにも聞いてるけど、学級崩壊への対応メソッドってほんとにないみたい? 自分とこの子の学級という意味ではなくて、某おつとめの関係で学級崩壊の具体ケースに複数接していてすごく気になってる。