弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

二弁フロンティア2006年4月号 ポジティブアクション

ポジティブ・アクションについて考える(2)」
先月号についても書きましたが、ひきつづきこの問題。
女性会員へのアンケート結果が紹介されています。回答率が9%とかわいそうな状況ですが…
自分が女性枠で就任を要請されたらどうしますか?との問いに対し、「普通枠で要請されず、女性枠で要請されるのは屈辱的ですらある。」との答えに激しく同意です。
自分なら断然、あえて普通で出たいところです。ところが、それとは別に女性枠があって、その枠で出る人もいるとなると、お互い微妙では? 女性枠の人からすると、普通枠の人から見下されてるかしらとか思わないでしょうか? 女性間の対立をもたらしそうとか、色々と黒いことを考えてしまいます。
実際には、女性枠はまだ設けられず、数値目標について議決されたようです。