市民に対するアンチスティグマ活動とメンタルヘルス意識向上活動のバランスの難しさ
○スティグマのない社会を目指して 社会モデルと当事者研究(熊谷晋一郎)
・自己スティグマ→傷の舐め合いはみっともない→連帯できない。連帯しながら「助けて」と言うことこそ社会変革の基本的なドライブなのにそれを奪ってしまう自己スティグマの破壊力
・自己スティグマの行動パターン→隠す、補償行為、他者の価値下げ(失敗する3つ)、価値の取り戻し、価値からの自由(成功するかもしれない2つ)
・接触仮説+対等性、連続性
・カテゴリー化せず認識する
・自分の人生と連続性を感じるためには普段から自分の人生を整理整頓しておく必要がある。自分についてわかっていない状態で人の話を聞いてもメタファー抽出は起きない。
・当事者にとっての回復の条件→CHIME(Connectendness、Hope、Identity、Meaningu in life、Empowerment)
・帰属理論
・依存先→人間同士として対等な他者、物質、自分自身、非人間化された他者
・依存症からの回復には、信頼して依存できる水平な人間関係の構築、対話を通じた傷ついた過去の分かち合いと意味づけ
・困りごとをオープンにすると助け合いが起きるという経験
・人の困りごとを弱みとして受け取って低く評価するのではなく相互依存に向かっていく