・鈴木一「小さな労働組合勝つためのコツ」
労働組合の作り方指南という狭い射程に見えますが、そればかりでない広がりのある内容。モノになる案件を見抜くとか、活動が大きくなるとヘンな人も寄ってくるとかの本音も好感です。弁護士がいろいろ登場して(お一人だけ実名)、誰かな~と想像しながら読むのもおもしろい。当地の業界人は特に読むべきでは。
常に最善を尽くしつつ、失敗をおそれず、たくさん経験を積むこと。
この仕事は、多くの人々の人生そのものに関与する可能性を秘めています。その関わりの中で、人権や民主主義を自分のこととして考える人間を一人でも増やせるように、そのとき自分ができることを精一杯やっていくほかないのです。
「どうやったら組合作りがうまくなるか」という問いに対してですが、普遍的な心構えと思います。
・多和田葉子「太陽諸島」
前2つも再読。途中はいいんだけどこんな投げ出しかた~ 完結!はウソではないかしら。
・齊藤彩「母という呪縛 娘という牢獄」
・C.S.ルイス「ナルニア国ものがたり」
ほぼ1年かけての読み聞かせ。そしてこれにて、読み聞かせは卒業(だってもうじき中学生!やりきった感、あります)。
・おおたわ史絵「プリズン・ドクター」
・鈴木涼美「グレイスレス」
・文學界2023年2月号
高瀬隼子「うるさいこの音の全部」
町田康「踊り警察」
憐憫・グレイスレスをめぐって