2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
有羽が神になるあたり、「膚の下」感があってぐっときました。記者の内向的モノローグとか、記者とスパイの気取った会話とかはいかにも神林な部分ではありますが、私はこういう神林っぽさはイヤなんですよ。でも「人間というのは自分がなりたいと思う人間に…
ミウの物語とカイムの物語がどうやってつながるのか、どこに連れて行かれるかわからんと思いつつ読んでたらこうなるとは! さすが神林です。 「情報震」という世界観も、緑の廃墟も、観念上の?都市の情景も美しい。
明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩。降伏後、藩士は下北半島の辺地に移封され、寒さと飢えの生活を強いられた。明治三十三年の義和団事件で、その沈着な行動により世界の賞讃を得た柴五郎は、会津藩士の子であり、会津落城に自刃した祖母、母、…
裁判所の内部事情についてフーンとなり、やわらかく読めます。 しかし本当に勉強になるのは「裁判官はこう考える 弁護士はこう実践する 民事裁判手続」の方で、私はこちらを推します。
無罪となった被告人から弁護人へ「あなたのために、本当によかった」 「人は、これまでに人生で行った中で最悪のもの以上の存在である」 「弁護人は、肉体、血、評判、恥、不名誉と名誉を扱うのと同様に、妻、父、母、そして子を扱っているのである」 「「あ…
子どもが未就学時期に読んだ育児書をふりかえってまとめてみました。 ほんとはもっと読んでいますが、それなりにお勧めできると思えるもの+kindle内でふりかえれる範囲だけです。 ここで挙げた本はぜんぶkindle版あります。育児中の読書にはkindle必携と思…