2018-01-01から1年間の記事一覧
「争点整理は、口頭議論で活性化するか」 ・弁護士に、裁判官の9割は自分が心証開示をしていると思っていると話すと笑いが起きる。 ・裁判官が理解したつもりでも誤解の可能性はありそれを検証するための口頭議論。 ・争点の軽重を示してもらえないとムダな…
福岡高裁平成29年7月14日決定 夫から妻への同居申立を条件付で認めた原審判を取り消して申立を却下した高裁決定です。原審、何考えてたんだろうという印象。双方本人のようです。
特集 相続法改正と実務 遺言書保管制度は、他の相続人への通知が組み込まれているのなら公正証書に代わる選択肢にはなりませんね。
小学校の読み聞かせボランティアにて。今回は「注文の多い料理店」のかみしばいを。いちばんうしろでだらりと座っていた1年生の男の子が、「ぼくらはしんしだから、みだしなみをよくしなくちゃ。」というフレーズとともに、正座をして背すじをのばしたのだ…
・時間がきたら帰ってもらわないといけないとはっきり自分が思って、そこにすっと一緒におりますと、だいたい帰られます。 ・私がその人の苦しみを本当にわかっているということと、人間というものは残念ながらある程度は常識に従わないと生きていけないとい…
ご家族全員を見送ったからか愛憎も越えた淡々とした筆致ですが一族の黒子として光が当たらない生涯、お気の毒すぎます。
どうしてこうなのかと言ってもしかたがないので、かくある姿がありのままなのだと受け止めるところからしかどこにもいけないのだと、いろんな場面で思うわけで、そういう本です。
おもしろい冒険談。そしてわたしも勧められたい。ライトノベル臭がなくて視野狭窄な一人語り調じゃない叙情的SFを!
待つ力!という1ネタでぐいぐい押してきた感じ。太宰の「待つ」とか言及してくれてたらなあと思ったり。
・不貞慰謝料請求事件における過失の認定について ・福岡高裁平成29年7月12日決定 相手方が給与収入を得ることになったことによる婚姻費用減額を認め、過払部分の分割支払による清算を命じた決定例です。 ・東京地裁平成29年7月10日判決 当事者間…
・渉外的な人事訴訟・家事事件にかかる手続法制 19頁 緊急管轄は否定されていない。条理ないし平成8年最判を使う。 ・慰謝料をめぐる問題 慰謝料はどのような場合に発生するか 慰謝料を発生させない理屈。損害があるが損害額がない? 法益侵害はあるが損…
・相続法改正の概要(1) ・鼎談 改正民法の実務的影響を探る 請負(上)
・改正相続法の金融実務への影響
大阪高裁平成29年7月20日判決 説明はややこしいので詳細は判時をみてください。飲酒運転に至る経過! この原告、きびしい非難に値するじゃないですか! 原告が勝つ展開となっているのが許すまじく感じます。
人から勧められて。こういうのを勧めてくれることってほんとうにすばらしいなあ!ってことも含めてとにかくすばらしいです。乱暴にたとえるなら須賀敦子をさらに凝縮したような味わいのある文章と人生。そして美智子さま。根っこと翼、そして橋。弟橘の物語……
淡々とした筆致がかえって胸に迫る、収容所の過酷な日々、戻れなかった人々の無念さ、遺書や詩が残されたことの尊さ。
大阪高裁平成29年11月29日決定 子の母から祖母(母の母)に対して子の引渡を求める申立につき、子の監護に関する事項に準じるとした高裁決定(申立を認容した原審判を維持)です。祖父母からの申立についても射程が及びうるのか?
特集:DV事件の実情 東京地裁と大阪地裁の保護命令の受理件数、認容率を見比べると西高東低を感じます。全国の地裁別の数字がどこかにないでしょうか。ほんとに全体的にも西高東低がいえるのか、それはどうしてなのか(考える仮説はあるがうかつには言えな…
福田剛久、笠井正俊「裁判手続等のIT化をめぐって」 電話会議システムってほんとにあと何年かでNTTのサービス提供終了で使えなくなっちゃうのでしょうか。
手と目で「看る」。まなざしの力。
自縄自縛する固定観念に自ら気づいて外すことの意味。そのときその場での最善の選択。
「成年後見実務の運用と諸問題」 死後事務、永代供養、報酬支払いのための預貯金払戻許可(相続財産の保存に必要な行為該当性)、相続人による閲覧謄写への対応、など。
年末くらいから、読みさしては間をあけてまた最初から読むということを3度くらい繰り返してようやく読了。読みすすめられないのにはわけがあったのですが、そのわけのこともまあどうにかすぎたので…。こういうのは、自分も周りも元気なときにこそ読んで貯め…
大阪高裁平成30年1月26日判決 DV加害者とされる者の代理人弁護士からの戸籍附票請求を拒否した市長の処分について、代理人弁護士が原告となって処分取消を求めた訴訟で、請求を認容した原判決を取り消して請求を棄却した高裁判決です。事案によっては…
歌人って…残された歌をみれば我ながら考えればわかりそうなものとは思いつつも、こんなにも自分の色恋をリアルタイムに歌として雑誌に発表してるのがまず驚き。プライベート筒抜けじゃないですか。相手の身にもなってくれ。小枝子さんはそういうのどうでもよ…
治るとは病気の前よりよくなること プロ的エレガンス きみも大変だね。ほんとうは大丈夫なんだよ 弓は満々に引き絞って放つ 暴れるのはエネルギーがないから 疾病利得 せっかく病気をしたのだから少しはいいこともなくちゃ 「次の患者が待っているから立ち直…
・大阪高裁平成29年12月15日決定 子(私立大学医学部)から父に対する扶養料請求についてもとの養育費(月額25万円)に加え年額150万円の追加負担とした高裁決定です。 ・札幌高裁平成30年1月30日決定 再婚+養子縁組により公正証書で定めた…