弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

竹内政明「「編集手帳」の文章術」

「名文どろぼう」がよかったので。こちらもよかったです。

堀江貴文「刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻」

ほんとはそれなりにつらいんだろうと思うけど、充実していい体験じゃないかと人ごとなら思ってしまう。やさしさや思いやりは経験値、とか名言も。 そして、祝・仮釈放。どんな苦境も糧になるということを証だてする活躍をお祈りします。

桐野夏生「ハピネス」

桐野にしては普通。金原ひとみ「マザーズ」みたい。最後に希望があるのも桐野らしくないような…

「精選女性随筆集 第一二巻 石井好子、沢村貞子」

どちらも初読。石井好子の観察眼、語り口は須賀敦子を思わせる感じ。

田端健人「学校を災害が襲うとき: 教師たちの3.11」

[asin:4393333195:image:small] 震災関係の本を少しずつ読もうか、という感じになっています。過度に情緒に訴えたり粗製濫造のたぐいは回避したいところですが、これはそのいずれでもなく、静かな調子で示された事実の重さがあります。

伊賀泰代「採用基準」

採用基準…っていうタイトルは内容に照らしてちょっとミスリードのような。リーダーシップの必要性、リーダーシップとはどういうことか。自分がどうあるべきかというより、子どもにどういう能力を身につけていってもらいたいか、という目線で読んでしまいまし…

論究ジュリスト2013年冬号 家事電話会議

「研究会 家事事件手続法」 電話会議システムについて。 「通常は弁護士事務所や支部など近くの裁判所に来ていただくというのが想定されていると思います。ご自宅に電話を掛けてというのも原理的にはあり得ますけれども。」 「家庭裁判所としても、電話会議…