2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「日本は、どうなっていくんだろう―。ひとり永田町に飛び込み、国会議員18人と向き合った若きノンフィクション作家のリアルで切実な絶望、そして希望。」という惹句。書評ではわりとよく書かれているけどこの本、著者が何も知らないままでただ議員に会いに行…
死ぬほどでない不調や(すぐに)死ぬほどでない癌の闘病記。おもしろかったです。男の人にはわかりづらいかもしれない。女の人は読んでみてほしい。私もひょんなことで遊び半分に足にお灸を据えてもらったとこからはじまり、毎晩自分でお灸して鍼にも通って…
web上で読んだ評に惹かれてひとりで映画を観て、それから原作を読んだという珍しいパターン。この作家のことはいつもエッセイがびんぼくさくてイヤだと言い言いしているのだけど(「読んでいつもビンボくさい気持ちになるから読まなきゃいいのにと思うの…
「30年のイタリア生活で出会った忘れえぬ人々と生の輝きを綴った心を揺さぶる極上のエッセイ」なんて惹句を読むと須賀敦子さんの新作かと思ってしまいます。つい比べてしまうのは著者には悪いかもしれませんが、須賀さんの良さは題材の力だけではないのだな…