2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「最近の離婚事件の動向と訴訟における留意点」後編 前編はそんなに目新しくないと書きましたが、後編はわりと裁判官の感覚を出しているところがあるので要チェックかもです。 ・別居期間は5年がメルクマール ・別居以外の事情も加味する場合に悩むのは3年…
本が納まりきらなくなってイヤになってきたので読みました。 辛淑玉さんが必要な箇所だけびりびり破ってあとは捨てるというあたりに意を強くして、一般書は、もうよっぽど殿堂入りレベルじゃなければサヨナラしようと決めた。法律書はちょっとそういうわけに…
「座談会 定期借地権をめぐる諸課題」 「座談会 借家の賃貸人による解約申入れまたは更新拒絶の正当事由に関する裁判例の動向」 私の好物、座談会です。あらためて勉強になることも多く良い内容。セットでおすすめ。
「研究会 家事事件手続法」 私の好物、座談会です。理論や解釈にまで踏み込んでおり、家事事件手続法関連の記事としてこれまで目にした中で最も詳しい内容だと思います。 「医療ADR法の施行」 韓国の話です。自分用メモ。韓国視察の企画があって、行きた…
「家事事件手続法施行に向けて検討すべき課題」 東京家裁における裁判官、書記官、調停官、調停委員の座談会です。 調査官の活用というテーマに関する裁判官発言として 親権の帰趨に関する調査に関して、調査が無駄になることを懸念する余り、事前に双方当事…
東京高裁平成23年9月8日決定 遺言執行者が、相続人の経営する会社に自分の子を著しく高額の給与で雇用させた行為について、遺言執行者の地位を利用して自己の利益を図るものとして、遺言執行者を解任すべき正当な事由にあたるとして、これを否定した原審…
「最近の離婚事件の動向と訴訟における留意点」 そんな目新しいことは出ていませんが、一応。
高松高裁平成22年11月26日判決 重度の障害を負い介護を要する成人の子の存在などを理由として、有責配偶者からの離婚請求を認めず、これを認めた原判決を取り消した裁判例です。
東京地裁平成23年5月19日判決 術前の病理組織診が術後に誤っていたことが判明した症例で、病変部位の外観の変化が病理組織診の結果と整合しなかったことから、臨床医が病理医にその旨連絡して症例の再検討をすべきであったとして臨床医の注意義務違反を…
・「割増賃金事件の審理に関する弁護士会と裁判所との協議会」「残業代請求事件の実務」 実務のありかたがよくわかるので一読をおすすめします。 ・「重度後遺障害事案の損害算定における問題点の概観」 特に遷延性意識障害の事案における損害算定の実務がま…
ああ、あるある…と微笑ましく。札幌にお住まいとは、驚きました。
この著者独特の視野の狭い感じってあるよなーと思いつつ読んでいましたが、これも芸風のうちなんでしょうか。 今回の連続10更新で、法律雑誌以外はこれと「はるまき日記」しか読んでないってのは、法律以外は育児ものしか読めない脳になったのか…。実際ま…