2012-07-05 判例タイムズ1368号 病理と臨床 雑誌 東京地裁平成23年5月19日判決 術前の病理組織診が術後に誤っていたことが判明した症例で、病変部位の外観の変化が病理組織診の結果と整合しなかったことから、臨床医が病理医にその旨連絡して症例の再検討をすべきであったとして臨床医の注意義務違反を認めた裁判例です(確定)。病理医の過失は否定されています。