弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

家庭裁判月報第58巻第6号 推定相続人廃除

和歌山家裁平成16年11月30日審判、大阪高裁平成17年10月11日決定(抗告審)
申立人母から相手方長男に対する推定相続人廃除が認められた事案です。
挙げられている事情をかいつまんで…
・相手方は自らが局長を務める郵便局で申立人に無断で申立人の郵便貯金約3500万円の払い戻しを受けた。
・相手方は申立人に暴力を振るい、申立人は数度にわたり家出した。
・相手方は手続の内外で申立人に精神障害、人格異常があるとの主張を繰り返した(上記事情も妄想の産物だと)。
→虐待、重大な侮辱、著しい非行にあたり廃除相当