本田秀夫先生との対談もうれしい。
・人生の苦しみと、精神症状としての苦しみはなかなか区別しにくい
人生の悩みに薬が処方されるようなことは避けたい。人生の悩みに病名がついて、悩む若者が病人になるのもできるだけ避けたい。通院しているうちに、人生の悩みが病気へと完成していくことも避けたい。
・内への眼差しと外から目線
・その人なりの薄いつながり方、社会の中にその人なりに居ることができるように配慮する
・傷を癒すより、傷が癒えるのを手助けする治療姿勢
・愛着障害。診断するための概念ではなく理解するための概念として有用ではないか
・症状の観察より、本人の内的、主観的体験を考える
・変えるべきは本人より環境