2008-10-16 江國香織「左岸」 単行本 またもや空港の書店で本をさがすはめになって…これを。このときは○○なことが起きるとは夢にも思わなかった、みたいな思わせぶりな引き方が頻出するのが、こういう人だっけと違和感ありつつ、しかし全体的に楽しく読めました。オシャレさと毒気は控えめ、不思議さ増量です。「右岸」を読まないとわからないような、あえて語られていないところも感じましたが、私は「右岸」は読むつもり無し。「左岸」だけ読むのでも、いけると思います。