弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

小川三夫、塩野米松「不揃いの木を組む」

不揃いの木を組む
宮大工ものその5。「天地人」の「人」まで読んでると、この人の語る自画像と下から見る像に微妙にズレがあることがわかりつつ、それでもなお、そのようなズレがあるという現実も含めて、仕事論、組織論として参考になります。法律事務所をめぐるさまざまのことが思い浮かんで…人を使う難しさ、私はイソ弁は雇ったことはないですが、職員を雇うだけでも感じる難しさ、使われる環境で自分からひねくれていってしまうこと、それをあとから振り返って思うこと、上の者が下の者から見透かされるようになれば終わり、ボスには冷酷さも必要、暖かい場所が良い場所とは限らない、などなど。これも、悩んだらまた読むリストに。