弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

角田房子「責任 ラバウルの将軍今村均」

責任 ラバウルの将軍今村均 (ちくま文庫) 女ひとり玉砕の島を行く
これは知の巨人おすすめだったかしら。よかったです。
「玉砕くずれ」のエピソードがなんとも後味悪い…。補給も絶たれた孤島なら死守を命じられれば玉砕しかなくても、歩いて帰れるとこに楽天地があるのに玉砕、できないよね…。
これまで周りで、親族がシベリア抑留されていたという人の話は何度か聞いたことがあるのですが(北海道だからなのかなあ?)、南方で戦犯として収容されていたという人のことは話しにも聞いたことがなく、そういうことがあったとは正直まったく認識がありませんでした。戦犯という不名誉感から、話題にのぼらないのでしょうか。
ラバウルは玉砕じゃないけど、ガダルカナルやボーゲンビルにも言及あるので、あらためて「女ひとり玉砕の島を行く」も再読。