読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

中島岳志、若松英輔「現代の超克 本当の「読む」を取り戻す」

現代の超克 本当の「読む」を取り戻す
例によって、すごすぎると思うと感想も書けないし適確な紹介などできないのです。いちいち引っかかって考えてしまうと読み進めなくなるんだけど、とりあえず通読してから考えようと無理矢理読み進めました。
どうやら、私が保坂的と思っている論理の進め方や表現って、哲学の分野のどこかに源流があるのか? 死者の偏在とか、矛盾ゆえに正しいとか…。
そして、トポスとダルマのくだり…たとえば多崎つくるが真っ先に浮かんだけど、こういうトポスとダルマ的着地点の小説ってこのごろ多いんじゃないかな〜。
中島岳志氏はマサルさんとのパネルを見に行ったこともあるし新聞や雑誌の文章は意識して読んでいたけど著書をもっと読んでみたいと思った。
若松英輔氏のことは知らなかったのだけど、著書も読んでみたいけど、単著だと自分に酔ってる男調になってそうな気もする。そしてググってみたら、この方の本業は健康食品販売のようなのでちょっと困惑…。そんなところに超越性を見出してしまっているのか…。何が悪いのだと言われると説明がつかないけどなんかそういうのは困惑するわ。