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弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

保坂和志「地鳴き、小鳥みたいな」

単行本

いまは「試行錯誤に漂う」をずっと読んでて、先に読んだ「地鳴き、小鳥みたいな」はちょっとピンとこなかったんだけど、いま、三田文学の保坂特集をつまみ読みしてるとなるほどそういうふうにすごいのかと納得したり。たしかに「キース・リチャーズはすごい」というタイトルは、なんともすごいですよね。で、三田文学。こっちはずっと保坂と1対1でつきあってきたみたいな気持ちなんだけど、三田文学でいろんな作家が保坂を語るのを読んで保坂を相対化できるのが新鮮。

そして前にこういうツイートが流れてきて。

twitter.com

これ、本当にそう!不思議! そして、村上春樹が言うと、保坂がいつも言ってるようなちょっとわけわかんないことでもなんとなく神秘的に受け入れられるって感じがする? 保坂も、脳内反論への再反論とかはもういいから(「試行錯誤に漂う」のどこかだったか、反論しても通じないであろうことで自分の独自性を確認して喜びたいだけか、なんて自己分析してたけど)、もっと当たり前のように自由にわけのわからないことを言ってほしい!

地鳴き、小鳥みたいな