2009-12-16 伊坂幸太郎「SOSの猿」 単行本 うーん、「あるキング」に引き続き好みじゃなかった。寓話感。物語のなかで物語論(物語には固有の力があるうんぬん)を正面から語られると引けるのです。作家は好きでも、作家の書く小説論は別に読みたくない(だから保坂和志の小説論のたぐいも読まない)。