弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子の読書日記

二弁フロンティア2015年8・9月号 思わせぶり・ゴールデンルールズ

裁判員裁判における検察官から見た弁護活動」
「思わせぶり冒陳」ってなるほどな〜と思ったのです。マサルさんも書いてるように…

佐藤優「獄中記」332頁
「一級の宣伝工作の場合、「答え」(こちらにとって都合のよいシナリオ)をこちらから提示してはなりません。こちらからは、断片だけを提供し、それにより受け手が自ら組み立てたシナリオがわれわれのシナリオに偶然一致するという方向にうまく誘導することが適切です。人間は他者から押しつけられたものよりも、自ら組み立てたものに強い愛着を感じるという本性があるからです。」

民事裁判でも同じような現象ってあると思ってます。
で、日本では補充質問がある以上はゴールデンルールズ流の尋問テクニックは必ずしも通用しないんじゃないか、っていうのも実際そうだと思います。