2006-04-14 司馬遼太郎「翔ぶが如く」 単行本 去年の12月25日から始めてやっと読了。 「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「世に棲む日々」と読んで「翔ぶが如く」ときたのは、冒頭に出てくる川路とかが知らない人で興味が湧かなかったのと、ぼやけた感じの活字の二段組みで読みにくそうと敬遠して後回しになっただけなのですが、この順番で間違わず読んできて本当に良かった。 革命期の鮮やかな物語とはちがう政治の地味さを味わって読めました。いつまでも読み終わらないかの安心感は、山岡宗八「徳川家康」を読んでたとき以来な感じ。