○チェ・ジウン「ママにはならないことにしました 韓国で生きる子なし女性たちの悩みと幸せ」
要は戻れない橋を渡るってことなんだけど、本書は渡らない立場でのいろいろ。それはそれでいいが、渡った先については右のふたつ、特に「子育てのパラドックス(原題「ALL JOY AND NO FUN」これほんと本質的な表現と思う)」を参照してほしい。決してお花畑ではなくNO FUNなんだけど、ALL JOYであることも。
○アンドリュー・ソロモン「「ちがい」がある子とその親の物語」
取り上げられた親子もこれらが編まれたということも、とにかくすごいです。
○金原ひとみ「デクリネゾン」
その勢いで、「マリアージュ・マリアージュ」「軽薄」「蛇にピアス」「オートフィクション」「アッシュベイビー」「AMEBIC」「ハイドラ」「星へ落ちる」「マザーズ」「クラウドガール」「持たざる者」「憂鬱たち」
○植本一子「家族最後の日」「降伏の記録」「台風一過」
○山本文緒「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」「残されたつぶやき」
○ラシュミ・サーデシュパンデ「それでも、世界はよくなっている」
○東畑開人「聞く技術聞いてもらう技術」
東山紘久「プロカウンセラーの聞く技術」もついでに。
○おおたとしまさ「不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき」
○羽根田治「山はおそろしい 必ず生きて帰る!事故から学ぶ山岳遭難」
○江國香織「活発な暗闇」
○林真理子「成熟スイッチ」
○吉本ばなな「吹上奇譚」