弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

こころの科学 女性の生きづらさ その痛みを語る

信田さよ子「いまふたたび「女性であること」を考える」

自分が誰の立場に立つのかという立場性(ポジショナリティ)こそが重要

・上間陽子「貧困問題と女性」

・大嶋栄子「塀のなかの女性たち」

切迫感→自己破壊的行動(薬物、窃盗)

本人がどのように生きたいかをできる限り現実の形にする。アディクションが止まるのはその副産物

不確実性に耐え、希望を失わない

変化と成長はどのような人にも起こることを信じていく

行動の変容が語りの変化を生み出す

野坂祐子ジェンダーにおける加害者性と被害者性の位相」

権威をもつことと権力的にふるまうことは異なる

依存することと依存的であることも違う

自分の境界線、つまり自分のニーズや欲求を認識し、他者ではなく自分自身をコントロールすること

 

女性の生きづらさ その痛みを語る こころの科学Special Issue (こころの科学増刊)