弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

ケース研究341号 オンライン面会交流

二宮周平「オンライン面会交流と支援の必要性」

ハーグ条約における「ウェブ見まもり面会交流支援」について

・「面会交流調停の新しい運営モデルについての理解を深めるために」

家庭裁判所の実務の運用に対して向けられた批判の大きなものとして、「当初から、面会交流ありきという先入観を持って調停運営に当たっている。」「家裁は、別居親側であり、同居親を不利に扱っている。」というものがあり、今後、そのような批判を受けるようなことがあっては絶対になりません。 

そこで、単なる公正・公平・中立以上に、①先入観を絶対に持ってはならないこと、②同居親及び別居親のいずれの側にも偏ってはならないこと、③ひたすら子の利益を最優先に考慮しなければならないことを強調する意味で、あえて「ニュートラル・フラット」という文言を使用することとしました。

 批判されてた、だけじゃなくてそういう実態はほんとにあったことをどうしてもいつまでもネチネチ言いたい。