・「倒れたら泥でもつかんで立ち上がろう」神田橋先生が自分を励ますためにつくった標語。
・根性が悪い生き方はそれなりに本人を守っている。この人は「根性が悪い」で自分を守っているなと思う。根性が悪い人は(対応が)楽。
・言葉で傷つけるのは本人の中にモヤモヤした自問自答を呼び起こすから傷付きが長く続く。
・受け入れるときにうなずくというだけにしておく。
・体験と資質の切り離し、資質に馴染まない体験はトラウマ、馴染もうとしてきた工夫を脱学習、資質に伸びやかさを獲得する気持ちがいい、次のトラウマを発掘する洞察、歪んだなりの纏まりを維持していたシステムの一過性の混乱、洞察の後には休息が必要。精神療法の本質はCPTSDの発掘と解放。
座談会は全体としてよかったんだけど抜き書きは結局ぜんぶ神田橋先生。「臨床」の方はちっともだった。