弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

福丸由佳編「離婚を経験する親子を支える心理教育プログラムFAIT」

離婚を経験する親子を支える心理教育プログラムFAIT―ファイト―


・失ったもの、得たもの、支えになったもの、という視点
・子どもにとっての上記3点を考えてみる
・これから親の離婚を経験する子どもたちへ先輩としてアドバイス
・FAIT子どもの権利書
・自己分化 情緒と知性が分かれて機能すること
・当事者のやるせなさを聴いて、支援者として無力さを感じる。当事者の追体験
・唯一の正解はない。あるべき支援の方向性を言い切ることはできない。一般的にはこう言われているけれども、自分はどう感じているか、自分の子はどう感じているか、と思いをはせる機会の提供やそれによる気づき。
・支援者の姿勢が、離婚=傷つくものと感じさせる場合もある。離婚=支援が必要という解釈も偏見になりうる。
・VUCA Volatility変動性 Uncertainty不確実性 Complexity複雑性 Ambiguity曖昧性