弁護士ラベンダー読書日記

札幌弁護士会所属・弁護士田端綾子(ラベンダー法律事務所)の読書日記

判例タイムズ1497号 医療集中部

東京地裁医療集中部20年を迎えて その到達点と課題2

・出来の悪い訴状が2割。確信犯的と能力不足の2パターン

・医学的機序の立証、手技ミス、不作為の因果関係が難しい3類型

・やってもいない人間が、どうせやってもだめだったなんて言うことは許されない

・尋問で心証が動く事件は2割程度ある

・主治医から主張や陳述書と異なる事実が述べられる例

・反対尋問は弾劾型と引出型

・みなさまの「医療訴訟と私」の語りがそれぞれとてもよかった